あなたは以下のうちどちらでしょうか?
とりあえず必要最小限の設備で手軽にやりたい方
水草レイアウト水槽を本格的にやりたい方
どちらもいらっしゃると思います。
今回は1万円以下のエントリーモデルと、1万円以上の上級者モデル(もちろん初心者にもオススメ!)をそれぞれ5つ厳選し、ランキングを作成しました!(超個人的な見解なのであしからず)
ぜひ水槽用照明選びの参考にしてみて下さい!
水草育成に大きく影響する照明(ライト)選び
水草の育成が成功するか否かは照明選びによって大きく左右されます。
現在、水槽用照明の主流はこれまでの蛍光灯やメタハラからLEDに切り替わりました。
各メーカーの製品開発も進み、単にLED照明といえども価格帯は数千円のものから数万円のものまで多岐に渡ります。
今回はその中でも、しっかり水草が育つLEDライトを厳選してランキングにしました!
最も一般的なサイズである60cm水槽用に絞り、ルーメン数(光の強さ)、使用されているLEDチップの種類、価格帯などからランキング付けしています!
ルーメン(lm)、ケルビン(K)などの単位については下の記事を参考にしてみて下さい!
1万円以下!手軽に始めたい方用ランキング
まずは「1万円以下で手軽に水草水槽を始めたい」という方向けのランキングです!
【1位】アクロ TRIANGLE LED BRIGHT 600
アクアリウム用品のネット販売でおなじみのCharm(チャーム)さんオリジナル商品です。通称「おにぎり」(特徴的な見た目からそう呼ばれています)
光量は4200mlという圧倒的明るさ!大抵の水草なら問題なく育ちます。にも関わらず8,980円という低価格。
吊り下げ用の金具もついているので、オープンアクアリウムにもできます。
特徴的な見た目さえ気にならなければ激推しの1本です。
【2位】アクロ TRIANGLE LED GROW 600
第2位は1位紹介したアクロTRIANGLE LED BRIGHTを水草育成に特化させた、アクロTRIANGLE LED GLOWです。
ルーメン数は3000lmと1位のBRIGHTより落ちますが、LEDライトに不足しがちと言われる赤系の波長をカバーし、より水草育成に適した調光がされています。
2位にした理由は、光が若干赤みがかっているから。この辺りは好みの問題かもしれませんが、第2位とさせていただきました。
【3位】GEX クリアLEDパワー3 600
第3位はGEXのクリアLEDパワー3です!光量は1000lmと上位2つと比較すると低いのが上位2つより劣るポイント。ただし、その分値段もお安くなっています。
1つで使用する場合は陰性水草メイン、2つ使用すれば十分有茎草も育ちます!
色温度は10000Kで水もパキッと白くスッキリした見た目になります。
ネットで検索すると、同じようなオススメの水槽照明を紹介する記事で、アクアショップの方が推しているのをいくつか発見しました。
とりあえずアクアリウムを初めてみたい方のエントリーモデルとしては良いのではないでしょうか?(ただ、ハマるともっといい照明が欲しくなるんですよね…笑)
【4位】アクロ OVAL LED 600 3250lm BRIGHT
4位はまたまたチャームさんのオリジナル商品からアクロ OVAL LED 600 3250lm BRIGHTです。
人気シリーズのTRIANGLE BRIGHTシリーズから、できるだけ光量は落とさずに、コスパを重視して再調整されたシリーズとのこと。
光量はTRIANGLEシリーズより落ちますが、それでも3250lmとかなり明るいです。
高光量のライトをなるべくコストを抑えて導入したいという方にはぴったりの商品です。
【5位】コトブキ工芸 kotobuki フラットLED ツイン 600
5位はコトブキ工芸のフラットLEDツインです!(若干1万円を超えていますが1万円以下のランキングに入れさせて頂きました)
その名の通り、コトブキ工芸の人気シリーズフラットLEDを2つくっつけた商品です。
光量は2550lmと十分。ケルビン数も9200Kと高く、白っぽくスッキリした水景になります。
1万円以上!本格的に始めたい方用ランキング
次に「水草レイアウト水槽を本格的に始めたい」という方のためのランキングです!良い照明を使えば水槽の見栄えも変わってきますし、水草の育成難易度もグッと下がります。
予算に余裕がある方はこちらの照明が断然オススメなので、ぜひ検討してみて下さい!
【1位】Chihiros LED VIVID2
今アクアリウム業界で話題沸騰中の照明といえばこれでしょう!
中国のアクアリウム機材メーカー「Chihiros Aquatic Studio」のChihiros LED VIVID2です。
光量は何と5500lm!LEDチップはRGB3in1のチップを採用しています。※光の三原色である赤(R)緑(G)青(B)を1つのLEDチップで再現できるもの。
スペックとしてはアクアリストの憧れであるADAのソーラーRGBを超えています。にも関わらず、価格はソーラーRGBの3分の2程度。
さらに、スマホアプリと連動し、調光やタイマー設定ができるなど最先端の機能も備わっています。
今日本で購入できる照明の中では最高のスペック、にも関わらず価格は抑えられていることから第1位とさせて頂きました!
【2位】Chihiros LED WRGB2 60
第2位は同じくChihirosの製品からLED WRGB2です!
1位のVIVID2より光量は落ちて4500mlですが十分明るいです。
LEDチップはVIVID2と同じRGB3in1タイプを採用。
VIVID2ほどは出せないがRGBLEDを採用した照明を手軽に使いたい…という方にはオススメです。
こちらの商品も吊り下げが可能なので、オープンアクアリウムを楽しむことも可能です!
【3位】ツインスター LED 600SM
3位はカミハタのツインスターSシリーズです!
このシリーズは何と言ってもデザインがオシャレ!デザイン=ADAのイメージでしたが、このツインスターシリーズは負けないぐらいオシャレです。
光量は3500lmと十分明るいですね。LEDチップはRGB-W(赤、緑、青、白の組み合わせ)を採用。
デザインの良さ、性能、価格のバランスから3位とさせて頂きました。
【4位】アクロ TRIANGLE LED BRIGHT Pro 600
またまた出ました、チャームが販売しているオリジナル商品「アクロTRAIANGLE LED」シリーズからBRIGHT Proを4位とさせて頂きました。
その名の通り、1万円以下部門の1位で紹介させていただいたBRIGHTのプロバージョンです。
特徴は何と言っても光量!10030lmと驚きの光量です。これだけ明るければ光量を必要とする水草もほとんど育つのではないでしょうか?
LEDチップについてはRGB3in1タイプではなく、白色モジュールとのことなので第4位とさせて頂きました。
【5位】ツインスター LED 600EC
5位はカミハタのツインスターLED 600ECです。
3位のツインスターSシリーズより光量は下がり2550mlとなっていますが、その分価格は2万円弱とお求めやすい価格です。
手軽、本格的、同じ光量でもなぜ価格が違うのか?
結局、1万円以下でも光量が高いものもあるし、高価格帯の商品との違いは何なの?!と思った方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでした…。
同じ光量の商品で低価格、高価格の商品を比較した場合に大きく異なる点は「LEDチップの種類」だと思います。
Chihiros LED VIVID2やADAのソーラーRGBには、1つのLEDチップでRGB全てを発色できるものが採用されていますが、中低価格帯の商品にはR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)の単色LEDを組み合わせたものが一般的です。
アクアショップなどで実際に両者を比較してみると、RGB3in1のLEDを使用しているライトの方が明らかに水草の緑色、赤色、生体の体色が濃く綺麗に発色しているのがわかります。
最終的には好みの問題になってくるのかも知れませんが、個人的にはRGB3in1タイプのライトの方が綺麗だなと思います!
まとめ
というわけで、今回は1万円以下、1万円以上に分けてランキング形式でオススメのライトを紹介しました。迷った時は1位の商品を買っておけばまず間違いないと思います!ぜひ参考にしてみて下さい!
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