100均素材で苔テラリウムにチャレンジ!苔テラリウムの作り方

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福岡県出身。数年前にアクアリウムに出会い、そこからどっぷりアクアリウムの魅力に取り憑かれてしまいました。主に水草水槽メインでやってます。魅力をいろんな方々に知ってもらう為に、日々の水槽管理記録や、アクアリウムに役立つ情報を発信していきます!

先日作製した照明付きグラスの続きです。

最初はグラスアクアリウム用に作ったつもりでしたが、100均のLEDで水草が育つのか少し不安だったので、急遽予定を変更して、苔テラリウムにチャレンジしてみました!

今回は苔テラリウムの立ち上げ方について紹介します。

苔は買う?採取する?

最近はアクアテラリウム、テラリウム、パルダリウムなど、陸上部分に苔を使用するようなジャンルがブームになっている事もあり、ホームセンターなどのアクアコーナーでも苔が売られてるのをよく見かけますよね。

今回苔テラリウムを作るにあたり、市販されているものを購入するか迷いましたが、今回は採取してみることにしました。

水草と違って苔ならその辺に普通に生えてますしね。(笑)

苔を探しに行くのも結構楽しいかなと。

 

「苔=日陰ができる場所」というイメージだけで、とりあえず近所の神社に行ってみましたが、これがビンゴ!

見てくださいこの地面を覆い尽くす苔。苔と木々の緑がめちゃくちゃ綺麗です。

さすがに神社の苔は採取できないので、お参りをした後、帰りの山道に生えた苔を少し頂きました。たまたま神主さんが参道の草刈りをしていたので、話しかけて許可を頂いています。

【注意!】神社の苔を勝手にベリベリ剥がすのはダメですよー!

 

採取した苔の処理

採取したのは、コツボゴケ(たぶん)とシダ(種類は不明)だいぶ適当ですがお許し下さい。(詳しい人誰か教えて。笑)

苔もいろんな種類があるので、また暇な時に散歩がてら苔探ししてみようかな。

 

虫や虫の卵が付いていないか確認

苔には虫や虫の卵が付いていないかしっかりチェックしました。後で虫が大量発生したら嫌ですからね。(嫁から怒られる…)

今回はやってませんが、ビニール袋などに入れて、口を結んで閉じた状態で1日放置しておけば、環境の変化にびっくりして虫が這い出てくるそうです。

虫が怖い人はお店で購入した方が良さそうですね。

 

苔をしっかり洗う

目に見える汚れや虫を取り除いたら、苔を洗っていきます。苔に付いた泥や汚れ、虫などをしっかり洗い流しましょう。水をはった洗面器に苔を浸けて、ジャブジャブ洗った後、表面に付いた汚れを流水で洗い流したら綺麗になりました。

 

準備した道具・材料

レイアウトを作製していく前に、使用した道具や材料を紹介します。

名前 購入場所
ダイソーのDECO JAR & LED ダイソー
軽石 ホームセンター
ケト土 ホームセンター
水ゴケ セリア
セリア
ピンセット  
割り箸  
竹串  
採取
シダなどの植物 採取
小石 採取

 

今回使用した、ダイソーのDECO JARの加工方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

合計400円!100円ショップの材料で照明付きボトルアクアリウムを作製!

2018年5月13日

 

レイアウト作製

それでは早速レイアウトを作製していきます!

 

軽石を敷く

まず底面には軽石を敷いていきます。苔はジメジメした湿度が高い場所を好むイメージがありますが、湿度が高すぎるとカビなどの原因になるようです。

軽石を敷くことで、通気と水はけを良くする事が狙いです。

今回は苔のエリアと砂のエリアに分けたかったので、軽石は奥のエリアだけに敷きました。

 

水ゴケを敷く

軽石の上に水ゴケを敷きます。水ゴケは軽石と土を仕切る役割と、保水の役割を果たしてくれます。

 

石を配置する

砂を敷く手前のエリアに小石を配置しました。

 

土を作る

土は、盆栽や苔玉などに良く使用されている「ケト土」と、園芸で使用する「赤玉土」をケト土:赤玉土=7:3の割合で混ぜて作っていきます。

 

今回はたまたま水槽のフィルター用の木炭があったので、少しだけ混ぜてみました。園芸などの土壌に、微生物の増殖や消臭を目的として「くん炭」という籾殻を炭化したものを使用することがありますが、それの変わりになるかと思い入れてみました。

水を少しづつ加えながら、混ぜていきます。だいたい耳たぶぐらいの柔らかさになるまで混ぜたらOK。

 

土を入れる

水ゴケの上に土を敷いていきます。…ってあまりにも夢中になっていたのでここの写真撮り忘れてしまった…。言葉で説明します。(笑)

土を少量取り、ピンセットでケト土の上に置き、お箸を使って均していく感じです。つ、伝わりますでしょうか?とにかく、水ゴケの上に土を敷き詰めたらOKです。(笑)

 

苔を入れる

土の上に苔を置きます。置いただけではうまく土に付かなかったので、竹串でツンツン突いて土に固定していきました。

結局採取したシダは大きすぎて使用できず…。変わりに、これまた採取してきた「しのぶ草」を植栽しました。

 

砂を敷く

今回はセリアで購入した、多肉植物やエアプランツの装飾用の砂を、手前に作ったスペースに敷きました。

 

完成!

完成しましたー!ライトを付けたら雰囲気が出ていいですね!

しかし、レイアウトを作ってみて気づいた事が…

せっかく360度どこからでも鑑賞できる涙型の瓶を使用したのに、傾斜を付けてしまったため、片側からしか鑑賞できないレイアウトになってしまいました(笑)次回作る時はこの辺も考慮したレイアウトにします。

 

まとめ

今回、ネットなどでいろいろ調べながら初めて苔テラリウムを作りましたが、結構手軽に作れていいですね!苔やシダなど、素材の採取も、童心にかえって夢中になってやっちゃいました。

あとは維持管理ができるかですね。これから気温も上がってきますし、苔は高温多湿に弱いようなので、その辺に注意しながら管理していきます。

それではまた!

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