20日前に始めた「陰性水草水上葉化」の実験記事を覚えていますでしょうか?前回の記事はこちらです。
だいぶ見切り発車で始めた水上葉化ですが(笑)今回はこちらの記事の途中経過についてご報告します!
目次
水上葉化(水上栽培)した水草
今回水上葉化にチャレンジした水草は以下の4種類です。
ロタラやニューラージパールグラスの水上葉化については、他の方のブログ等で見たことがありましたが、ミクロソリウムやアヌビアスナナのような、陰性水草の水上葉化の記事はほとんど見たことがなかったので自分で実験してみました。
実験開始時の状態
容器は100均の瓶を使用し、底床はソイルを使っています。肥料などは一切入れていません。
ロタラ/ニューラージパールグラス
こちらは開始時のロタラ、ニューラージパールグラスの状態。水草がひたひたに浸かるぐらいの水を入れています。
アヌビアスナナ
アヌビアスナナの方はソイルを湿らせた程度で、このまま蓋をして湿気が逃げないように管理しました。
ミクロソリウム・ナローリーフ
こちらもアヌビアスナナと同じように、ソイルを湿らせて蓋をしました。
管理方法
今回は、室内の直射日光が当たらない窓際に置いて管理しました。ロタラ/ニューラージパールは定期的に足し水をしながら、徐々に水位を下げていきます。アヌビアスナナとミクロソリウムナローリーフは葉っぱが乾燥してそうな時は霧吹きをし、霧吹きによってソイルに溜まってしまった余分な水分は捨てながら管理しました。(完全に手探りです…)
20日後の状態
それでは早速20日後の状態を見ていきましょう!
ロタラ/ニューラージパールグラス
こちらはもう元気に瓶から飛び出しちゃってますね。笑 20日間で結構モッサモサな状態になりました。
ニューラジパールグラスも綺麗に水上葉化しています。見た目は水中葉とほとんど変わりませんが、若干水中葉より葉っぱが小さい気もしますね。
ニューラージパールグラスはどんな環境でも増えてくれるので、本当に育てやすい水草だと思います。水草育成初心者で絨毯のような水景を作りたい方には本当にオススメ。
(水草)組織培養 ニューラージパールグラス(無農薬)(1カップ)
アヌビアスナナ
やはり乾燥に弱い水草なので、葉っぱの先が所々茶色くなってしまっていますね。しかし、新しい葉っぱを1枚出してくれました。葉脈がくっきり出ていて綺麗ですね〜。
しかし20日かけてこの成長速度…。明らかに水中の方が成長速度は早いですね。
今は瓶の蓋も基本的には閉めっぱなしですが、新しい葉っぱに切り替わっていけば、瓶の蓋を外して定期的な霧吹き管理でも育成できるようになるのかな?このまま実験を続けてみます。
ミクロソリウム・ナローリーフ
こちらも新芽を出してくれました!わかりづらいですが、真ん中の薄緑の葉っぱが新芽ですね。こちらはアヌビアスと違って、葉っぱが茶色くなることもほぼありませんでした。新芽もどんどん展開していて、成長速度は水中管理とあまり変わらない感じ。
ただし、やはりこちらも今蓋を開けると乾燥して枯れてしまいそうな感じですね。こちらも引き続き実験していきます。
(水草)ミクロソリウム ナローリーフ 子株(トロピカタイプ)(無農薬)(1束分)
まとめ
やはりロタラとニューラージパールグラスは簡単に水上葉化してくれました。もはや瓶から飛び出してしまっているので、そろそろ違う容器に植え替えようかと思っています。
アヌビアスナナとミクロソリウムは予想通り、なかなか完全な水上葉にするのは難しい印象ですね。ずっとミスト管理のような状態になるのかなぁ。まぁやってみないとわからないので続けてみます!
ゆくゆくは、30cmキューブ水槽の新レイアウトに水上部分を作って、そこにアヌビアスとミクロソリウムの水上葉を使いたいんですよね。
また経過報告をしていきます!それでは!
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