みなさん、トリミングした水草ってどう処理していますか?
水草水槽をやっていると、必ずトリミングが必要になってきますよね。そのまま放置していると、レイアウトが崩れてきたり、伸びすぎた水草が照明の明かりを遮ったり、弊害も出てきますし。
特に有茎草など成長速度が早い水草の場合は、一回のトリミングで大量の水草が出ますよね。水草ストック用の水槽などがあればそこに突っ込んでおけばいいのですが、ウチにはストック用水槽なんて置けるスペースはございません。涙
今まではトリミングした不要な水草は捨ててしまっていたのですが、もったいないので今回はトリミングした水草を利用して水上葉化にチャレンジすることにしました!
準備するもの
今回は、他のブログでもよく紹介されている有茎草の水上葉化の他に、難易度が高いとされている陰性水草の水上葉化にもチャレンジしてみようと思います!正直成功するかわかりませんが、やってみないとわからないし、実験的にやってみましょう!準備するものは以下の通りです。
- トリミングした水草
- ソイル(使い古しのものでOK)または赤玉土
- 蓋付きの瓶
- ピンセット
- 霧吹き
ソイルは使い古しのもので構いません。ソイルがない場合は園芸用の赤玉土でも代用可能です。瓶は100均で購入しました。安いに越したことはないですしね!100円ショップ大好きです。笑
植栽してみよう
それでは早速やっていきましょう!今回準備した水草は以下の通りです。
水上葉化をするうえで、水上葉化に向いている水草とそうでない水草が有ります。基本的には、水中葉と水上葉の形が大きく異なる水草は水上葉化が比較的容易で、あまり形に差がない水草ほど難しいとされています。
今回準備したアヌビアスナナやミクロソリウム・ナローリーフはまさに水中葉と水上葉の形に差がない水草です。これらの水草は非常に乾燥に弱いため、水上葉化するには一定の湿度を保ってあげる必要が有ります。これが陰性水草を水上葉化するのが難しいと言われる理由です。
瓶にソイル(赤玉土)を入れる
今回は瓶を4つ準備しました!(これ以上増やしたら嫁に怒られそう…)使い古しのソイルがなかったので、新品のソイルを使用しました。少しでも栄養分を入れたいので、水は飼育水を使用します。霧吹きに飼育水を入れてソイルを濡らします。
水草を植栽する
有茎草の場合
非常に見づらいですが、ニューラージバールグラスとロタラインディカを入れました。ニューラージパールグラスは水槽に植栽する時と同じように、ソイルに刺しています。ロタラインディカはソイルの上に乗せただけです。そこに水草がつかる程度に飼育水を入れました。これで完了です。
有茎水草の管理方法
有茎草を水上葉化させる場合、ミスト式での水上葉化のようにラップなどで蓋をする必要はありません。最初にひたひたに入れた水を、水上葉が進むに連れて徐々に減らしていくことで水上葉化させていきます。
陰性水草の場合
陰性水草は乾燥に弱いので、今回は実験的に南米ウィローモスを細かくちぎってソイルの上に蒔きました。南米ウィローモスが水上葉化して、苔のようになってくれれば保湿の効果もあるのかなと。ここに、ミクロソリウムナローリーフとアヌビアスナナを植栽していきます。
ありゃ?瓶のサイズが合ってない。笑 ミクロソリウムナローリーフはこの時点で瓶いっぱいいっぱいですね…。ここに蓋をして乾燥を防止します。ミスト式ではよくラップをして乾燥を防いでいますが、それと同じですね。有茎草の場合は水草がひたひたにつかるぐらい水を入れましたが、こちらはソイルが水につかる程度にしています。
アヌビアスナナも同じように、南米ウィローモスを敷いた上に植栽しました。
陰性水草の管理方法
こちらは蓋をしていますので、湿度は一定に保たれるはずです。もし湿気が蓋の隙間などから漏れてしまっている場合は定期的に霧吹きをして湿度を保っていきます。これで徐々に水上葉化を目指します!
完成!
完成しましたー!右から南米ウィローモス&アヌビアスナナ、右から2番目が南米ウィローモス&ミクロソリウムナローリーフ、左2つがロタラインディカとニューラージパールグラスの瓶です。
ナローリーフとアヌビアスの瓶は乾燥防止のために蓋をしました。窓際に置いたので、明かり不足の問題はないでしょう。
あとはうまく水上葉化するかですね。正直陰性水草の水上葉化にチャレンジするのは初めてなので、うまくいくか未知数です…。
まとめ
今回は水草の水上葉化について書いてみました!ここから成功するかどうかはまたブログやインスタグラム、ツイッターで経過を報告していこうと思いますのでお楽しみに!失敗したら慰めてください!笑
それでは!
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