今日はコケ取り生体としては定番の、サイアミーズフライングフォックスを紹介します!
サイアミーズフライングフォックスとは?
育成難易度 | 簡単 |
最大体長 | 12cm |
水温 | 22〜26度 |
水質 | 弱酸性〜中性 |
性格 | やや注意 |
タイ、マレーシア、インドネシアなどの東南アジアが原産のコイ科の熱帯魚です。体側面の黒いラインが特徴的ですね!
コケを食べる習性を持っていることから、アクアリウム界ではコケ取り生体として有名です。水槽内をせわしなく泳ぎまわりながらコケをついばみます。
最大体長を見ると「結構大型だなぁ」と思うかもしれませんが、大きくなるにはそれなりに時間がかかりますし、飼育環境によっても変わってきます。小型の水槽で飼っている場合は成長にブレーキがかかる為そこまで大きくなりません。
非常にタフで水質変化に対しても強いので、水質が合わずに死んでしまうという事はなかなか無いと思います。
どんなコケに効果があるの?
サイアミーズフライングフォックスといえば黒ヒゲ苔を食べる生体として有名です。黒ヒゲ苔を食べてくれる生体というのは、サイアミーズフライングフォックス意外いないのではないでしょうか。
黒ヒゲコケ意外にも、茶ゴケ、糸状藻なども食べてくれます。ただし、どのコケを食べてくれるかは個体差が大きく、黒ヒゲゴケを全く食べない個体もいるようですね。また、成長するに連れてコケを食べなくなる個体もいます。
黒ヒゲ苔を食べない時の対処法
もし、買ってきたサイアミーズフライングフォックスが黒ヒゲ苔を食べない場合は、2匹以上入れてみるのも一つの手です。一方が黒ヒゲゴケを食べる個体であった場合は、それにつられてもう一方も食べるようになる事があります。但し、サイアミーズフライングフォックスは成長すると気性が荒くなり、同種間では縄張り争いをするようになる…という話も聞きます。(ウチの環境下では至って穏やか。これも個体差があるのでしょうか?)60cm水槽で2匹程度を目安にすると良いと思います。
また、水槽の高層、中層、低層と結構広範囲を泳ぎまわります。コリドラスやプレコと混泳させる場合、コリドラスやプレコ用のタブレットを横取りしてしまい、コケを食べなくなる可能性があります。コリドラスやプレコと混泳させる場合は注意が必要ですね。
費用対効果は高い?!
サイアミーズフライングフォックスは1匹100円〜150円程度。同じ苔取り生体として有名なオトシンクルスはだいたい200円〜300円程度なので、半額程度で購入できます。オトシンクルスとは食べる苔の種類が違うので一概に比較はできませんが、サイアミーズフライングフォックスの方が大食いで、苔除去効果は高いです。(その分大きくなりますが…)価格は安くて働き者。費用対効果は非常に高いのでは無いでしょうか?!
飛び出しに注意!
サイアミーズフライングフォックスは飛び出し事故が多いことでも有名。ウチでも一度起こしてしまった事があります…。蓋をする、水位を上げすぎない等の対策は必須です!
まとめ
サイアミーズフライングフォックスは価格は安いのに、タフでバリバリ苔を食べてくれる働き者です!苔でお困りの方はぜひ導入を検討してみて下さい。苔をついばむ姿は愛嬌があって、とても魅力的ですよー!
それではまた!
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